商品先物取引

マイナーな金融商品 商品先物取引

商品先物取引は、先物取引の一種ですが、数ある金融商品の中ではまだまだマイナーな部類に入るのではないでしょうか。
そんなマイナーな商品先物取引ですが、近頃は興味を持たれる方が増えてきているということです。

商品先物取引というのは、農産物や鉱工業材料などを対象に取引を行い、その値動きによって差額が生まれ、その差額が利益となるというものです。

株取引は企業の株価の変動によって、また、FXは為替の変動によって、利益を得るものです。

それに対して商品先物取引は、大豆やコーヒーなどといった農産物、金やアルミニウムなどといった工業品を対象に、その値段の変動によって利益を得る金融商品なのです。

リーマンショックの後、金融に関する関心は高まっています。
オバマ大統領の就任により、それに輪をかけて経済に対してのニュースは増えてきています。

大統領が就任した事によって、アメリカ経済が良くなるのではないかという期待感が高まっています。

ドル買いの動きが見られるのではないか、もしくは海外の株が買われるのではないか、というような形で、特にアメリカの金融に関する期待感は高まってきています。

そしてその期待感は当然のように日本にも影響が及び、日本国内の金融への関心も高まってきています。
今が一番、金融への注目が集まっている時なのかもしれません。

商品先物取引は、農産物や工業品などより身近な商品の価格変動を呼んでいく分、株や為替よりも簡単なように感じられますが、実際はそんなに簡単なものではありません。

だからといって難し過ぎるものでもなく、比較的、安全に稼ぎやすいかもしれません。

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先物取引を理解する

商品先物取引というのは、先物取引の一種です。
商品先物取引を知るためには、まずは先物取引を知っておかなければ、商品先物取引についても理解する事は難しいのではないでしょうか。

そこで、ここでは先物取引について説明していきたいと思います。
先物取引とは、商品先物取引所が扱っている商品について、売買を行う取引のことです。
簡単に言えば、お店に売っている商品を購入するのと基本的には変わりません。

ここに電気屋で10万円で買ったパソコンがあり、それを知り合いに12万円で売ったとすれば、差額分の2万円は儲かります。
それを複雑にしたものが金融取引であり、先物取引もその中のひとつなのです。

では、先物取引の特徴はどこにあるのでしょうか。

上記であげたパソコンの売買のような取引は、「実物取引」といいます。
リアルタイムの値段で売買を行って、商品とお金を交換するのが実物取引なのです。

先物取引というのは、その場で商品とお金を交換する取引ではありません。
将来の一定期日を決めて、その商品を受け取ることができる権利を売買するという取引なのです。

例を挙げてみましょう。
電気屋にパソコンを買いに行きましたが、お目当てのパソコンは品切れでした。

その日のパソコンの値段は10万円でしたが、近い将来相場が9万円に下がるという話がありました。
ですが、本当に9万円になるかどうかはわかりません。

そこで店長と話し合いをして、一週間後にそのパソコンを9万5千円で買うという予約をしました。

1週間後、パソコンの相場は10万円のままだったため、その結果、相場よりも5千円安く買う事ができたのです。
これが、先物取引というものです。

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意外と古い 商品先物取引の歴史

日本ではじめて商品先物取引が行われたのは、1730年だと言われています。
1730年といえば江戸時代ですから、商品先物取引の歴史は、意外と古いことがわかります。

商品先物取引が300年も前から行われていたということに関しては、多くの人が驚きを感じるのではないでしょうか。
ただし、実はそれよりも前の1600年代には、既にその前身といえる取引が行われていた、という記述も残されています。

明確に幕府が取引を許可したのが1730年であり、その年を基準にしても、既に280年もの歴史があるのです。
金融商品の中でも、かなり歴史が深い部類に入るのではないかと考えられます。

その際に取引された商品というのは「米」でした。

その後も、米の先物取引は行われていましたが、第二次世界大戦中の1939年に米の流通統制が行われたことで、取引は廃止されています。

商品先物取引そのものは、終戦後の1950年以降に再開されたのですが、米の先物取引については未だに再開されていません。
再開の目途すら立っていない、というのが現状なのです。

米は日本において最も主流な農作物であり、日本の食文化の象徴であるということは、誰もが認識している事実ですから、その米の先物取引がなされていないというのは、少し寂しい感じがします。

取引という概念については数百年、数千年前から行われていたもので、農作物などの生活に根付いた物について価値の変動があって、その価格の変動を利用して利益を得るという考え方が江戸時代にあったとしても、さほど不思議ではありません。

そういった工夫というのは、科学の発展などとは違って庶民でも行えるものなのです。

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商品先物取引のメリットとは

商品先物取引は、先物取引のうち、農作物や工業品をターゲットにしたものです。
ですから、そのメリットやデメリットも先物取引に準拠したものになります。

また商品先物取引には、商品先物取引独自のメリットやデメリットも多少あります。
それらを含めて、まずはメリットについて考えてみましょう。

商品先物取引のメリット、それは、FXのレバレッジや株の信用取引などと同じ様に、小額の資金で多額の取引が行える、という点ではないでしょうか。

商品先物取引でもレバレッジという言葉が使用されるので、FXの取引経験がある人にはわかりやすいかもしれません。
レバレッジというのは、簡単に言うと口座に入金された資金の数倍〜数十倍の金額で取引を行うことがいできるというものです。

つまり、例えば資金が10万円しかない場合でも、レバレッジを効かせることにより、100万円や200万円分の取引が可能になるのです。

また、商品先物取引では売りポジションからの取引を行うことができます。
FXでも同じシステムがありますが、売りポジションから取引を開始できるというのはとても便利なのです。

通常は取引対象となる商品をまず買って、その後、価格が変動してからその取引対象の商品を売る、というのが一般的な金融取引です。

しかし、商品先物取引では、まず手元にないはずの商品の権利を証券会社から借りてそれを売って、価格が変動した時に買い戻して、それを証券会社に返すということができるのです。

そのことにより、普通は購入した商品の価格が上昇した時でないと発生しない差益を、売り注文から入ることで価格が下がった場合にも差益を出すことができ、戦略の幅を広げることができるのです。

理屈は難しいですが、慣れれば簡単に使いこなすことができるようになります。

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商品先物取引のデメリットとは

金融取引を行う場合には、リスクは必ずあります。
100%利益が得られるということであれば、誰も苦労しません。

バブル崩壊前には、銀行に預けていれば100%まったくリスクがなくお金が増える、という認識でいた方も多いかもしれません。
まさか銀行が倒産するなんてことは夢にも思っていなかったはずです。

ですが、投資や金融取引においては、このようなリスクは付きものなのです。

もちろん、商品先物取引にもリスクはあります。
レバレッジによって資金以上の多額の取引が可能であるという事は、跳ね返ってくる額もそれに比例して大きくなります。

例えば、口座には数十万円しかないのに、数百万円もの損失を被ってしまう可能性があると言うことです。
そうなれば当然、借金生活のスタートということになります。

通常の金融取引であれば、元手がゼロになってしまうというリスクはあっても、マイナスになるというリスクはないでしょう。
この点が、商品先物取引におけるデメリットといえるのではないでしょうか。

また、元本保証がありません。
それが何を意味するのかというと、投資した資金がゼロになって、戻ってこない可能性もあるという事です。

資金が価格変動によって減少して証拠金が不足した場合には、証拠金を追加しなくてはならなくなる場合もあります。
商品先物取引を行う場合には、こういったリスクもしっかり頭に入れた上で、取引を行わなければいけません。

特に、レバレッジがある取引については、ハイリスク・ハイリターンであるという事を常に頭において取引を行わないと、取り返しのつかない事になってしまうのです。

最悪、口座にあるお金がなくなるだけ、というように甘く考えていると、人生が狂ってしまう可能性すらあるのです。

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